安心・安全、
質の高い医療のための診療設備
岐阜県可児市のひしかわ歯科では、
安心・安全、質の高い医療を行うための診療設備を導入しています。
また、院内感染対策として様々な機器を導入しています。
治療が「見える」ことで、
より確実な診断と治療が行えます。
歯科用顕微鏡は単に「マイクロスコープ」と呼ばれるほど、歯科治療に利用されるようになってきました。当院では診療内容にかかわらず、多くの場面で利用しています。
マイクロスコープを使うと、歯の表面や歯の中、はぐきや歯の支えの骨、さらには被せ物や詰め物などの製作物まで、最大20倍程度に拡大して確認することができ、治療の精度と確実性を飛躍的に高めます。
また、実際の治療の状況を画像で記録し、治療内容を患者様ご自身に確認していただくことも可能で、治療時の安心につながる利用も行っています。
歯科用CT
3D画像による歯と骨の確実な診断
歯科放射線学会認定医による診断
従来のX線写真では、歯や骨の「厚み」を確認することができませんでした。また、歯並びの悪い部分では場合によって全く歯が写らない場合もあります。歯科用CT撮影では、3次元(立体的)な画像が得られるため、歯周病による骨の変化や、歯根の形、神経の位置、埋まって出てこない親知らずなどをしっかりと確認することができます。
歯科用CTは開発されてから20年ほど経ちますが、院長は歯科用CTの黎明期から大学院での研究および歯科治療で利用してきました。現在でも歯周病専門医および歯科放射線学会認定医として研鑽を積んでいます。
従来のエックス写真と併用することで診断精度の向上を図っています。
口腔外バキューム
(歯科用吸引装置)
診療室内を清潔に保ちます
歯科治療では、ほとんどの処置において、飛沫やエアロゾルと呼ばれる霧状の噴霧が発生します。
一般的には、お口の中で唾液や水を吸引する装置(バキューム)を利用して、飛沫や噴霧も吸引し、広く飛散することを防ぎますが、全てを吸引することは難しいことが多いです。
飛沫は吸引されなかったとしても短時間で床に落下するため、診療ごとの清掃をしっかり行うことで対策可能ですが、COVID-19などの感染に関連すると言われるエアロゾルは長時間にわたり空気中に漂うことが知られており、発生時にしっかりと吸い尽くすことが大切です。かかりつけ医として、お通いいただく皆様の安心につながればと考えています。
お口の近くに掃除機を持ってくるような感じですので少々騒々しいですが、院内感染対策の第一歩として全ての診療台に備え付けて、必ず使用するようにしています。
口腔内カメラ
お口の中の歴史の記録
治療の記録は診療録(カルテ)として記録に残ります。しかし、様々なお口の中の情報を全て文字で記録するのは困難です。また、長くお通いいただいている患者様のお口の中、いつもお話をお伺いして知っているはずなのに、ちょっとした変化に気づけないという経験も度々ありました。
長期にわたる歯周病を含めた歯科の病気を管理させていただく上で、単なる「カラー写真」は実はものすごく重要だったりします。
また、患者様が診療室にいなくても、カラー写真をもとに他の資料と合わせていろいろな診断や治療計画を行うことができ、質の高い治療につながります。
電動麻酔器
根管治療器
コンピューター制御で痛みの少ない確実な麻酔注射、スムーズな歯根の治療
歯科治療に麻酔は欠かせません。注射と聞くとそれだけで嫌な気分になるものです。当院では電動麻酔注射器を利用して、少しでも痛みが少なくなるよう努めています。手で注入する従来の注射と比較して、針先の感覚に集中できるために余分な力を患者様に感じさせることが少なく、的確な麻酔施術が行えます。
また、歯の神経の治療に用いる治療器も電子制御でトルクコントロールを行い治療時間の短縮が可能な機器を導入しています。
院内感染対策
滅菌・衛生管理
器具の洗浄時には付着した細菌や血液をしっかりと洗い流し、併せて消毒可能なオゾン水を利用しています。
その後、高圧蒸気滅菌器を用いた治療器具の滅菌では、再汚染されることなく利用できるよう個包装化しています。
また、滅菌できない診療台などは専用の洗浄剤や消毒薬で診療ごとに清掃を行なっています。
使い捨て材料の使用
お口の中で利用するもののうち、使い捨てが可能なものは全て患者様ごとに使い捨てとしています。
環境衛生
診療室内は繰り返し消毒薬やオゾン水による清拭を行い清潔に保っています。
待合室では、低濃度オゾンによる常時消毒と、特に会話の多い受付では深紫外線空気清浄機による除菌を行なっています。
また、夜間に院内全体を高濃度オゾンで燻蒸する手術室の衛生管理に準じた消毒を行なっています。